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第3回 教育外部評価委員会を開催しました

2019年3月12日(火)、3月18日(月)に第3回教育外部評価委員会を開催しました。

本学のAP事業では、企業、行政、研究機関、卒業生、本学以外の大学及び高等学校の関係者で構成する教育外部評価委員会を設置し、ステークホルダーとの協働によって、多様な意見や助言を得ながら教育改革を進めています。

3回目となった今回の委員会は、日程の都合上2回に分けての開催となりましたが、両日とも本学より「2018年度自己点検書」に沿って、第2回の委員会で得た意見や助言の取組への反映結果、2018年度末の取組状況と成果・課題、2019年度の実施計画を説明しました。また、学生に対して自ら学びのPDCAサイクルを回す重要性を伝えること、それを後押しするために構築したeポートフォリオ「TCU-FORCE」(Tokyo City University For Career Enrollment)の利用促進を目的として制作した学生向けの動画を紹介しました。その後、質疑応答を経て、各委員との意見交換を行いました。

各委員からは、取組状況全般についての所感をいただくとともに、2018年度に策定した全学共通の3ポリシーと、それに則って2020年度に開講する全学共通PBL科目「SD PBL」(Sustainable Development Problem Based Learning)、成績評価の基準化に向けた取組、卒業研究に係わる取組(卒業研究ルーブリックの再整備と、それと対応し卒業研究につなぐ学修プロセスとして1,2,3年次開講科目へのルーブリック評価の導入)などに対して、様々な客観的な意見と助言を得ることができました。

2019年度はAP事業の最終年度となりましたが、今回の委員会で得られた意見等を踏まえて、主体的な学修と卒業時の質保証の実現に向けて、引き続き尽力してまいります。

  

<東京都市大学 教育外部評価委員会>
委員長  大越  孝   氏(桜美林学園・桜美林大学 常務理事)
委員   末吉 弘治 氏(静岡サレジオ高等学校 校長)
委員   豊田 義博 氏(リクルートワークス研究所 主幹研究員)
委員   藤原 雄彦 氏(沖電気工業株式会社 情報通信事業本部IoTアプリケーション推進部 統括部長)
委員   吉田 隆彦 氏(横浜市都筑区 副区長)

* 開催日における所属・役職を記載しています

文部科学省 平成28年度
大学教育再生加速プログラム(AP)
「高大接続改革推進事業」とは?

文部科学省の補助事業として、国として進めるべき大学教育改革を一層推進するため、教育再生実行会議等で示された新たな方向性に合致した先進的な取組を実施する大学を支援することを目的としたものです。本学が採択されたテーマV「卒業時における質保証の取組の強化」では申請があった116件の中から本学を含めて19件が採択されました。