「MATLAB/Raspberry Piワークショップ~信号・画像処理アルゴリズムの組込み体験とIoTシステムへの展開~」を開催しました
平成29年10月11日(水)に、教育開発機構、情報基盤センター及びFD専門委員会の主催により、MATLAB/SimulinkとRaspberry Piを活用した学生向けのワークショップを開催しました。
本学では、AP事業を契機に、学生の主体的な学びを促し、授業外学修時間の増やす施策の一環として、ICTを基盤とした教育システムの確立に向けた取組とともに、科目の学習内容を試行しながら理解を深め、実践力を直接に養うことを目的とした取組も加速させています。
このワークショップは、組み込みシステムとして人気のあるRaspberry Piにおける音声処理や画像処理機能について、工学分野の標準的な数値解析ソフトウェアである MATLAB を用いたシミュレーションから実装までの体験と、クラウドを通じた MATLAB/Simulinkと Raspberry Pi の活用について紹介することにより、卒業研究などで組み込みシステムを活用したいと考えている学生、MATLAB/Simulink を利用した信号・画像処理システムの簡易実装に興味のある学生、これから Raspberry Pi を勉強したいと考えている学生を対象に開催したものです。さらに、教職員に対しても授業運営支援の一環として、学生の取り組みやツールとしてのMATLABの活用の様子から、授業や研究等への利用を探る機会となるようにFD・SD研究会も兼ねて開催いたしました。
当日参加した学生は、Raspberry Pi を用いた実習を行いながら、熱心にIoTシステム開発の基礎を学んでいました。